月別: 2017年1月

借金整理の手続き

民事再生による借金整理の手続きは非常に簡単に行うことができます。民事再生を考える場合には、個人での手続きは難しいので法律の専門家である弁護士さんに相談に行くのが一般的です。相談に行く前に、手続きをスムーズに行っていくために、借金のリストを作っておくのが良い方法です。借入先の住所、借入額などもまとめて表にしておくと良いでしょう。サラ金、クレジットカード、住宅ローンからの借り入れも、同様にリストにまとめておくと良いでしょう。

弁護士さんとの面談では、その表を基に相談が行われ、民事再生によって借金の整理ができるかどうかの判断が下されますので、自分の借金については、もれなくそして正直に弁護士さんに伝えることが必要になります。間違った情報を弁護士さんに与えてしまことは避けなくてはなりません。時間のロスにつながりますし、その間も利息が増えてしまう可能性も考えられます。

弁護士さんとの面談の結果、民事再生が可能でそれが一番適した借金整理の方法であると判断された場合には、依頼した弁護士さんが地方裁判所に民事再生の手続きを行ってくれます。これまで悩まされていた、借金とりたての督促は、弁護士さんに相談をした段階でストップします。

借金整理の利点と欠点

借金整理を行う利点と欠点は以下のようになっています。たとえば民事再生による借金整理のメリットは元本を大きく減らすことが出来ることにあります。更には自分の家財をほとんど手放すことなく借金の整理をできるという利点をもっています。更には自己破産を行ってしまうと一定期間一部の仕事に就くことが制限されてしまうこともありますが、民事再生の場合にはそのような制限はないので、仕事をしながら借金の整理を行うことが可能となってきます。

しかしながら、民事再生による借金の返済の場合には、住宅ローンについての借金の減額をすることが出来ないので、住宅ローンの借金で困っている人には不向きであるという欠点があります。さらには、住宅ローン以外の借金の元本は減額されますが、3年間の間できちんと借金を返済していくことが求められますので、それを遂行していくことも求められます。

民事再生による借金整理を行ってしまうと官報にそのことが記載され公開されてしまいます。一般的に官報は人の目に触れることはありませんが、それを気にする場合には民事再生による借金返済はお勧めではなくなります。また、民事再生による借金整理を行うと、いわゆるブラックリストに載ってしまい、その後7年間程度新たな借り入れをすることが難しくなってしまいます。

民事再生での借金整理

民事再生という借金整理の方法は、返済が難しくなってしまった借金の任意整理を行っても返済のめどが立たない場合に自己破産をすることを避けるために用いる借金の整理方法になります。地方裁判所に申し立てをすると再生に向けての指針が示されます。スムーズに再生の手続きをしたい場合には、弁護士などの法律の専門家に相談するのは良い方法になります。

民事再生は誰でもができるわけではありません。継続した収入の予定があることが必要になります。住宅ローン以外の借金が5000万円以下の場合には簡単に手続き可能な小規模民事再生の手続きを選ぶことが可能です。サラリーマンの方はさらに手続きを簡単に行うことができます。民事再生のメリットは住宅を手放す必要が無いことにあります。民事再生の手続きが完了すると、住宅ローン以外の借金の総額が減り、その後の利息もカットされることになります。

民事再生の場合には借金総額の1/5を原則として3年間で返済することが求められます。借金のトータルが1500から3000万円の時は300万円の返済が必要になってきます。借金のトータルが3000から5000万円の場合は総額の1割を返済することになります。しかしながら返済者の有する財産の総額に応じて総返済額は変わってきます。自分が一体いくら返済しなくてはならないかについては、あらかじめ弁護士さんに相談をしておくと良いでしょう。民事再生は住宅を手放さなくても良い借金整理の方法であり、利用する人が増えてきています。